こんばんは。
皆さま、ご無事でらっしゃいますでしょうか?
今日も関西圏は朝から晩まで100%の降水確率だったようで、とても強い雨が道に川を作り、多くの方の靴やパンプス、サンダル、下駄、ズボン、スカート、ワンピ、キュロット、ツナギ、を濡らしたようです。
既に始発から運休お知らせをしている電車も数多く、そのせいか道路も混みに混んでいて
それでも頑張って会社に行ったのに「今日はお休みです」なんて言われた方もいらっしゃるのではありませんか?
ちなみに我が社はバッチリリハーサルありました(*⁰▿⁰*)
お話は変わりますが、昨日の定期演奏会はオケのメンバー、マエストロ、そして悪天候にも関わらず足を運んで下さった皆様のおかげで、本当に充実した2時間を過ごさせて頂きました。
本来なりがちなチャイコフスキーも決して暴力的にならず、しかしその凛としたタクトさばきでマエストロは強いメッセージを伝えて下さいました。
チェロ協奏曲は、とにかくべらぼうにソリストの音が素晴らしかった!(僕は降り番でしたが、GPを客席で、本場は袖で聴かせて頂きました)
チェロの音色が好きな方はたくさんいらっしゃると思いますが、あのf字溝から発せられる音を直接ご自身の鼓膜でぜひ聴いて頂きたいと心から思います。
そして、水無瀬さんには最大のブラボーを!!(o^^o)
メインのシューマン「ライン」。
この作品、楽章が多い割に実は演奏時間はそこまで長くないのですよね(同じ楽章数で比較すると、マーラーの復活の半分くらい。笑)。
しかしながら、自身の体験に根ざしたはっきりとした表題性、それを存分に表す各楽章の音楽的内容の濃さが、演者・聴衆の双方に、終止線を迎えた時の充実感をもたらすのだ、と改めて実感いたしました。
(まぁ、めっちゃキツかったですけど。笑)
指揮者として初来日されたマエストロ・ケーニッヒ。
なんでも昔に少年合唱団で来日されたことがあるとのことで、その時に歌った歌が
「からたちの花」だそうな。
北原白秋×山田耕筰の素晴らしいタッグによって生み出された、名曲中の名曲ですね。
僕もこの歌が大好きで、よく家で歌ってます。笑
そんな素敵な経験をされていたマエストロ、ぜひまた日本にいらして頂きたいなぁ…。
「からたちの花」を過去にオケアレンジしていたら、プレゼントとして楽譜一式お渡ししたのにっ!
さぁ、明日は土曜日。生憎すぎるお天気、まさに破天候ではありますが、皆さまが過ごせる限りの最も素晴らしい週末をお過ごし下さいますよう、お祈り申し上げます。
※この「破天候」は造語であり、正しい漢字の使い方ではないということを理解しておりますことを、ここにおことわりしておきますm(_ _)m
〜本日の名言〜
晴れた日は晴れを愛し
雨の日は雨を愛す
楽しみあるところに楽しみ
楽しみなきところに楽しむ