朝晩が徐々に冷え込むようになってきましたね。
今日は、和歌山は紀伊田辺、紀南文化会館で魔笛の最終公演!沼尻さんとの魔笛、シビアだけど楽しかったなぁ…。
沼尻さんのタクトやリハの中での表現が、とても的確かつユーモアに富んでおり(タクトもです。笑)、演奏に積極的になれるんです。
昨日は最後のGPだたのですが、その時にオーケストラへかけて下さった言葉に、とても大きな優しさを感じることができ、感銘を受けました。
またご一緒させて頂けることを楽しみにしております!(^^)
さて、表題の件です。
実は11月上旬に、とある楽譜出版者様から、なんとホルンアンサンブルの楽譜を出版して頂ける運びとなりました!!
まだ全ての情報が整っていないため、正式なお知らせはまた追ってさせて頂くのですが、まずはこの事実のみお伝えさせて頂きます。
と申しますのも、先日リペアでとてもお世話になっている管楽器工房「HMG」さんに足を運んだ時のことです。
https://ja-jp.facebook.com/hmghorns/
F管3番抜き差しのブリッヂのハンダが外れてしまい、駆け込みで修理をお願いしに行きました。
※ハンダ外れたのはココです
その時、僕とは別なお客様がリペアでいらしてたんですね。
お会いしたことがなかった方だったので、会釈をしただけでその後は特に会話もなかったのですが、ほどなくして…
「あれ、三村さんですよね?」
と、お声掛けを頂きました。驚き慌ててお返事をしたのですが、僕のことを何故ご存知なのかお聞きしたら…
「先日、アレンジなさった作品を演奏したんですよ」
とのこと。なんと嬉しいことでしょうか。拙作を演奏して下さった方と直にお会いできるだなんて。しかもお声掛けを下さるなんて。
しかし、さらにお話しが進んでいくと…
「この前やったのは『夏から秋』でしょ?で、続編の『冬から春』が全然出版せんなぁ〜ってずーっと思ったったんですよ」
という言葉。
もう、なんと申しますか、「驚き」と「喜び」と「恐縮」が一度に来ました(笑)
まるで合唱曲「春に」の一節みたいですね!
先日のSONORITEコンサートでもそうでしたが、「楽譜が欲しいのに手に入れられない!」というお言葉を直に頂戴すると
「まだご用意がなくてごめんなさい!」という申し訳ない気持ちと
「あぁ、自分の楽譜を必要として下さる方がいらっしゃるんだ」という嬉しい気持ちがないまぜになります。
なので、今まで「おこがましいかなぁ」と正直不安に思って積極的に楽譜の情報を発信してこなかったのですが
この世に一人でも僕の楽譜を必要とされている方がいる以上、それをしないのは失礼だ!と思いました。
なので、これからは新譜の情報を積極的に発信していければと思います(o^^o)
少しずつになると思いますが(あくまでも「適量」がモットーなので笑)お楽しみにして頂けますと幸いです!
また、「こんなアレンジがあったら良いなぁ」というご意見もあれば、ブログのコメント欄・twitter・Facebookなどにお気軽にお寄せ下さいね( ・∇・)/
〜本日の名言〜
「風は見えなくても風車は回っている。
音楽は見えなくても心に響いてくる
囁きかける。」
J.S.バッハ