さて、まずどうやって今の自分のお尻をプリケツへもっていこうか、その道筋を立てる必要がある。
なぜなら、今まで1度として「痩せる!」だけの誓いを立てて痩せた試しなどないからだ。
この初めの一歩を踏み間違えると、後が続かない。酷い場合は投げやって開き直り、悪化する。
となると、ハッキリとしたゴールを持つことが成功への鍵となるに違いない。
そんなワケで、まずは最終目的地となる「プリケツ」という言葉を明確に定義することから始めよう。
なんとなくその意味や、それが指すもののイメージは頭にあるものの、定義付け…
つまり辞書に載せられるような、万人が納得できるような意味付けをしたことはなかった。
まず試しに、自分で定義付け・言語化してみることにする。
プリケツの「プリ」は、「プリッとした」「プリプリの」という形容詞。ツヤやかで弾力がある、張りのある様。
代表的な例としては「プリップリのエビ」などか。
プリケツの「ケツ」は、言わずもがな、お尻の俗称。
つまり、プリケツとは「つややかで弾力があって張りのある(プリップリな)お尻」のことだ。
次に、それを検索エンジンにかけてみる。
別な人の定義と照らし合わせることで、その意味の正確さを向上させるのが狙いだ。
「プリケツ 意味」
意外にも複数のサイトがヒットしたので、その中から2つ、説明文を引用してみる。
まずはこちらのサイト
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1.浦和レッズ(サッカー)のサイトより
プリケツとは、プリプリとしたお尻、臀部のことである。
一部では選手の臀部を好むサポーターがいる。
特に浦和レッズでは武藤雄樹が有名である。
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続いてこちらのサイト
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2.ニコニコ大百科より
プリケツとは、美尻の名称である。いわゆる桃尻のこと。
語源はプリップリなお尻、またはプリティなお尻だと思われる。
ヒップは脂肪量が多いにも関わらずなかなか痩せにくい箇所でもあるため、プリケツになるには根気強い食事制限や
スクワットなどの筋トレが重要である。
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…こうして見比べる限りでは、概ね合っているように思う。
というわけで、私の中にあるプリケツの定義、並びに目指すべきゴールは
「つややかで弾力があって張りのある(つまりプリップリな)お尻」
となった。
次に、その手段である。
脂肪だらけで重力に負け、たるんでいるお尻をプリッと(しかも継続的に)させるには
・お尻周りの筋肉を増やす(脂肪を筋肉に変換する)
・その筋肉の代謝によって余分な脂肪を自動で燃焼させる
の2つが有効であると考えた。
これがもし上手くいったとしたら、お尻の中身は確かに引き締まってプリッとするだろう。
しかし、このプリケツという言葉には、表面の質感という要素も多分に含まれているはずだ。
つまり、いくらほどよく引き締まっていたとて、その表面がザラザラやカサカサでは、それはプリケツと呼ぶに値し
ない。
なので、中身はもちろん、表面も併せてプリケツへと持っていくことにする。
道筋は立った。あとは実行するのみ。
プリケツになるまで、あと99日。