今朝は、股関節のストレッチ。
それのみを行って、筋トレは引き続きお休み。
と決めていたのに、移動中のバスの中で握力(ニギニギ)と腕引きをやってしまった。
上腕二頭筋にはまだ鈍い違和感があったが、前腕筋と上腕三頭筋なら…と思ってしまった。
早くメニューを組みたい。
そのルーティンの中で、筋トレを何の心配もなく行いたい。
ところで、ホルンという楽器は、持っているのももちろんそうだが
ケースに入れて背中に背負ってみると案外重く、肩が凝る。
リュックを背負う筋肉を鍛えたら、リュックが軽く感じられ、肩凝りも解消されるのだろうか。
前に整体の先生にそんな疑問を投げてみたら
「肩凝りの原因は、(三村さんの場合)筋力不足ではなく、滞ることにある」
というお返事を頂いたような記憶がある。
ふむ。となると、筋肉を鍛えるよりも負担を軽減させた方が良さそうだ。
登山用のようなリュックには、胸の前でカチッと締めるチェストストラップと
おなかの前でカチッと締めるウエストストラップが付いていて
あれが過重を分散させ、首や肩への負担を軽減してくれるらしい。
(4点式という呼称があるようだ)
楽器のケースは、飛行機の機内への持ち込みが可能だとか、ミュートも入るだとか、割とテクニカル(果たして表現が合っているのかどうか…)な点が重視されがちである。
それ自体の軽量化はもちろん以前と比べて大きく進歩したが、それでも楽器を格納すれば、金属の塊を背負って歩くことには変わりがないのである。
かつて楽器のケースで4点式のストラップを採用したものを見たことはない。
まぁ、その理由はいたってシンプルなものなのだろう。
楽器を持つということは、人によってはそれ自体がファッションになり得る。
それを持ち運ぶケースは、その形状やデザインなど、ファッションの筆頭となるものだ。
つまり、実用性よりも見た目を重視するユーザーが多く、その点でいえば4点式のデザインなどはダサいし、ダサいと売れないから採用されないのだろう。
筆者も中学生の時、明るい水色の楽器ケースにしようとしたが、なんだか幼稚な色に思えてしまい、もっと濃い色の青に変えてもらった思い出がある。
中学生の時というのは大人になりたがるが故に、以前の趣味嗜好…つまり、小学生の時に好きだった色やもの、キャラクターなど、本当はまだ好きなはずなのにカッコつけて否定してしまうような行動をとる。
話は逸れたが、「肩凝り」を如実に感じる年齢となり
しかも職業音楽家であるが故にほぼ毎日背負って移動しなければならない身となると
ちょっと実用性の方も取り入れたくなるものである。
どうやら後付けできるチェストストラップとウエストストラップは販売しているところがありそうなので、導入を検討してみようと思う。
プリケツになるまで、あと62日。